接骨院→W杯観戦の道すがら。「Swallowtail Butterfly~あいのうた~」の「この空の青さに心細くなる」ならぬ、雨に打たれた後の鮮やかな緑。
まさかこんな不意打ちくらうとは。
W杯初戦と父の日が重なった今日。12年前の今頃は父帰天後、一時帰国して相続手続きを寝たきりの母の代わりにしてたんだよなー、と感慨に浸って上記の写真をなんとなく撮った。
当時はまだ22。相続人二人っきゃいないのに、母は書類に記入などできる状態にはなく、かつshort-termの記憶力が極端に悪くなっていて、行く度に「なんでパパこないの?」への説明からスタート。遺産分割協議書作成しないと前に進まない。よって2002のW杯は決勝横浜だったにも関わらず他人事。
ミサ→納骨くらいまでは気丈に振る舞っていたものの、4LDKの自宅で一人遺品に囲まれ、毎日泣いていたような気がする。
あの夏とその後7年に渡って起きたことを乗り越えた今、そう簡単にはめげない。でもひょんなことからこんなにも鮮明に記憶は甦るのか。人間って強いんだか弱いんだかほんと分からない。